株式会社アンビスホールディングス（本社：東京都中央区、代表取締役：柴原慶一）の子会社である株式会社アンビス（本社：同上、代表取締役：同上、以下当社）は、有料老人ホームを運営する株式会社ネクサスケア（本社：神奈川県横浜市、代表取締役：山木正幸、以下ネクサスケア）との提携により、新スキームでの医心館開設を下記の通り決定しましたので、お知らせします。
新スキームによる開設は、株式会社アンビスホールディングスの子会社である株式会社 明日の医療（本社：東京都中央区、代表取締役：柴原慶一）が企画する、医療機関・介護施設との連携における訪問看護事業及び入居者の相互紹介に該当し、明日の医療における医療機関・介護施設との連携の第一歩となるものです。
当該施設は2021年９月期において当初予定していた11施設を上回る13施設目の医心館となり、2021年９月末において、医心館は全国42施設1,977床となることを見込んでおります。
 
記
 
■新スキーム概要
１．ネクサスケアが運営する「ネクサスコート本郷」（東京都文京区）の地上９階の建物のうち３～５階部分に医心館を開設し、訪問看護を提供します。
２．2021年４月を目途に全フロアをリニューアル予定です。医心館は５月上旬に営業を開始し、当初３・４階のみ営業します（定員28名）。半年後を目途に５階も営業を開始し、３～５階部分の医心館の定員は総計で42名となります。
３．ネクサスケアが運営するフロアと当社が運営するフロアでは、入居対象者が異なるため、両事業者間で入居者を相互紹介するという、同一建物内での入居者紹介制度を導入します。
 
■開設する医心館の概要
名称：医心館 本郷（仮）
オープン時期：2021年５月上旬（予定）
定員数：42名（当初は定員28名、半年後を目途に全室稼働）
 
■医心館とネクサスコート本郷の連携によるシナジー効果
ネクサスコート本郷は、ホスピタリティあふれる介護付き有料老人ホームです。2006年の設立時から24時間365日看護師常駐、専任の理学療法士配置を先駆的に打ち出し、自立の方から重度の要介護者まで幅広く受け入れてきました。
今回の連携によりネクサスケアは、医心館の入居対象である医療依存度が高い方への介護提供が可能となり、サービスの幅が広がります。
一方、当社は、入居対象者が異なる介護施設との連携が実現し、医心館の展開余地が拡大します。また、当社の高い営業力に基づいた入居者紹介という紹介事業の先駆けとなる新しい事業モデルの運用を開始します。
ネクサスコート本郷が位置するエリアは数多くの大学病院が立ち並ぶ都心部です。病院完結型医療から地域完結型医療への転換が進む中、慢性期・終末期のケアニーズが高い地域と推測されます。株式会社明日の医療は、今回の初の試みを通して、医心館と介護施設がwin-winの関係を築きながら地域医療体制の強化に貢献できることを、実績と共に示していきたいと考えております。
 
■アンビスグループが運営する「医心館」概要
医心館は、通常の介護施設では受け入れが困難な「がんの末期状態にある方」、「人工呼吸器を装着されている方や気管切開を受けている方」、「神経変性疾患など特定疾患を患う方」、「入退院を繰り返さざるを得ない方」、「お看取り対応の方」などを積極的に受け入れ、看護師・介護士による24時間365日の安心ケアを提供する有料老人ホームです。地域の医療機関や薬局、介護事業者と積極的に連携し、地域医療における“シェアリング病床”として機能しています。
※2020年12月末日時点において、33施設1,496床を運営。
 
＜会社概要＞
社名：株式会社アンビスホールディングス
所在地：東京都中央区京橋１丁目１番１号　八重洲ダイビル２階
代表者：柴原慶一
設立：2016年10月
事業内容：医療依存度が高い方を対象とする、慢性期と終末期の看護・介護ケアに特化した医療施設型ホスピス「医心館」を運営。
 
社名：株式会社明日の医療
所在地：東京都中央区京橋１丁目１番１号　八重洲ダイビル２階
代表者：柴原慶一
設立：2020年３月
事業内容：医療機関・介護施設の経営に関する総合的な支援を実施。医心館事業と医療機関や介護施設との連携事業を企画するほか、診療報酬・介護報酬債権の早払いサービス（ファクタリング）等も運用。
 
＜問い合わせ先＞
担当　株式会社アンビスホールディングス　問い合わせ窓口　取締役ＣＦＯ　中川 徹哉
TEL：03-6262-5105　E-MAIL：ir_contact@amvis.co.jp